2021-01-01から1年間の記事一覧

コバケンが面白くないというわけではない

表現と「不謹慎」 「不謹慎だ」という批判。最近は、それが一種の正義として跋扈しているのであるが、ある人の表現に対して「不謹慎だから」という理由1点で制約することは、果たして可能なのだろうか? 私自身、無意識に傷つけてきた者への自覚という最近の…

何度買い替えても度数の合わない眼鏡

ワイか?真似しないでください。

低気圧

生きるために生きたくない死ぬために生きたいあなたと

友達なんていらない死ね

私は誰かとどうなりたいんだ 人とわかりあえると思ってないしわかられたくもない そのくせして身勝手に人をわかりたがる それは人を消費してるだけではないのか ぐうの音も出ない たぶん無意識に他人を見下してるのだろう 私のことなんかわかりっこないだろ…

FAQ

老害という生き物が嫌いだ。 老害を定義してみれば、年長者であることを笠に着て傍若無人に、あるいは周囲への感度を失った状態をよしとして居座り続ける人物であるということになるだろう。少なくとも私が嫌う老害とはこのような共通項がある。 では、なぜ…

漫画脳

人間、誰しもカリスマ性に弱い。 誰かを象徴として押し上げて、崇拝、嫉妬、羨望、様々な感情を持ちながら、最終的には圧倒されて否応がなく付き従わされてしまう。私も、そのようなカリスマに憧れる有象無象の一人だ。 そのような力がカリスマと呼ばれる人…

今日の格言

予防線を張るな 友達なんていらない死ね

ごめん

だめになっちゃいました 無で走ってないとすぐに引きずり込まれる 安息が苦痛を産む矛盾 みんなこうなのかな 私だけおかしいのかな これは単なる怠惰なのかな 人の形を保てない 黒く暗く深く 溶けて消えて腐って朽ちて 早く死ねたらいいね 変性意識状態 精…

やさしくなりたい

価値観がぶれにぶれまくる私にも、一つ明確な軸が存在する。「面白いかどうか」という評価軸である。面白さにもいろいろなものがあって、人それぞれ感じ方も違うことは重々承知しているが、今日は私がどうしても理解できない面白さの話をしたい。 前提として…

甘えんな

ポリコレという考え方が、表現の際に留意されるようになって久しい。他人の痛みに自覚的になろうとする時代の流れの一側面といえよう。ただ、このような観念が登場してもなお、言葉に対する重みづけは人によってかなり違っていて、なんならそれがSNS上などで…

救われ升

最近読んだ本『救いとは何か』(森岡正博・山折哲雄、筑摩書房)がいろいろ面白い概念を提示してくれたので、備忘録的に書いておこうと思う。 私はすべての悪は他者との比較に始まるものと前々から感じていたが、これについて「比較地獄」という言葉で表現さ…

好き好き大好き

現実から解放されて夢想にふけること。それ以上の娯楽はこの世にない。少なくとも私個人については、この点は断言できる。 ただ、その前提として、これが娯楽として成立するためには、現実からの抑圧という状況が存在していなければならない。夢想の快楽の本…

TSUNAMI

いつからか、人の目を見て話すということが極端に苦手になっていた。 記憶をさかのぼると、小学校のときは全くそんなことはなく、中学高校に上がってから急にできなくなったように思う。 理由はかなりはっきりしている。自分の容姿に対するコンプレックスだ…

酸素

椎名林檎になりたかった。 不穏な悲鳴を愛さないで。未来など見ないで。確信できる現在だけ重ねて。あたしの名前をちゃんと呼んで。体を触って。必要なのはこれだけ、認めて。 (罪と罰) あたしは君のメロディやその哲学や言葉すべてを守るためなら、少しく…

早口自分語り

最近やっとわかってきた、自分の萌えについて。 ざっくり言えば、私の萌え(これをいわゆる萌えという感情と捉えていいかはさておいて)は「生活」「思想」「関係性」がキーワードになると考えている。 まず、生活。「生活」を垣間見た瞬間にむらっとする。 …

診断

何かを知っているということは、いつから正義とされてきたのだろう。 今の時代、知っているということは力だ。知る者が知らない者を搾取していく。知らない者は知る者になろうと努力するし、知る者もさらに知ろうと手を伸ばす。 だが、何かを知ったとき、も…